カメラヤ ヌマタアヤ

フォトグラファー ヌマタアヤの見たまま記

9月から12月

子供達の運動会の撮影や、お遊戯会、披露宴等パーティ系の撮影が繁忙期で、12月も中盤をすぎた頃がようやっと少し落ち着きます。

 

今年の自分のテーマは、とにかく撮りまくる!! 

 

という一年にすると決めていたので、本当に勉強になりました。

 

カメラの仕事は、たくさんの人々の人生の一大イベントに立ち会えること、またその喜びやちょっとした一コマを写し出せることが、とても楽しいです。

 

来年は、今年行なっていた種類の仕事からさらに幅を拡げて、様々な現場のシーンを撮れるように、色んな世界に飛び込んで行こうと思います!!

 

もっとたくさんの可能性を写し出せる人になりたいです。

日光

今年のお盆のシーズンは、栃木県は日光の山奥のホテルに篭って仕事をしていました。

 

 

日光は今や世界遺産の地になっているので、大勢の外国人のツーリスト達が地図を片手に歩いています。

温泉巡りのおばちゃん達はあまり見かけなくなっていました。

様変わりしたなぁ・・・!!

 

 

私が滞在していたホテルは、温泉と子供向けの施設が近所に沢山あるので、3世代で遊びに来ている家族がたくさんいました。お盆だしね、そうなるよね。日光はぴったりかも。

 

 

普段は子供向けの現場の時があっても、子供達と直に話す機会はほとんどないので、温泉での子供達と大人達のやりとりに  ついつい聞き耳を立ててしまったのでした(^^)

 

 

生まれた時から、良くも悪くも情報にまみれてる生活をしている現代っ子達です。

溢れんばかりの情報を、どうやって選んで日々過ごしていってるんだろうなぁ、ってことに興味がありました。

 

 

 

特に印象深かったのが、脱衣所でのおばあちゃんと4歳くらいの女の子の会話。

お孫さんに浴衣を着せながら「反対語」の意味を教えていました(^^)

 

 

【婆】

「ほら、『はい』と『いいえ』っていう返事があるでしょ、、、それをね反対語っていうの。

○○ちゃんも、「はい」とか「いいえ」で答えるでしょ???」

 

孫、間髪入れず、

 

【孫】

「『どっちも選べない』ってのもあるよ!!」

 

 

 

わぁぉ!!  ・・・既に「グレー」を知ってる・・・

 

婆ぁば、困る・・・

 

 

やっぱり。昔より絶対今の子達は大人びているように思います。

子供は何も知らないって思っているのは、大人だけなのかも。。。汗

 

 

 

それにしても、今回の滞在中に出会った子供達は、無邪気で楽しい笑い声を至る所であげていたので素敵な現場でした。

お父さんやお母さん達も、お盆を利用して親孝行ができて、良かったんじゃないかな。

 

元気なお孫さんの姿を見るのは、おじいちゃんやお婆ちゃんの大きな楽しみだもんね!!

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ホテルからの眺め

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飾ってあった御朱印。こんなにパワーのあるものだとは思わなかった。。御朱印用の手帳をつい購入してしまいました。

 

 

そして、ホテルのバイキング〜〜(^^)

これが楽しみ〜〜〜!!!

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【ヒトのいる風景 〜2〜】

月田納涼祭という岡山県真庭市月田のお祭りに今年も参加させていただきました(^^)

 

豪雨の爪跡も残ってるはずで、私達には心配かけないように大丈夫って言ってるだけなんじゃないかなぁと思ってたから、内心ヒヤヒヤしながら向かいました。

 

でもそんな心配なんか吹き飛ばしてしまうほどの素晴らしい夏祭りに。

 

地域の男衆達のサプライズダンスがあったり、打ち上げ花火も健在だったし、、、ステージの屋根が今年はリニューアルされてました!ここのお祭りは全てが手作りなんです。

 

そして、今年もまた沢山の方々が観に来てくださって、音楽を通じて楽しい時間を共有できたと思います。

 

今回の私の1番の収穫は、どうして大人になったら家族を連れて故郷に帰ってくるんだろ、故郷って一体何があるのかしら?

っていう長年の疑問が解けたこと。

 

東京出身であっても特に歴史のない土地を転々としながら育ったわたくしにとって、地域とはただの人間の坩堝という認識。

 

でも、お祭り後の打ち上げの時に、

「親達が自分達の為にやってきてくれたお祭りを、自分の代で絶やすわけにはいかないんです」

って言葉を聞いて、はっとしました。

 

たぶん、お祭りに力を注いでいる皆がきっとそう思っているんでしょうけど、改めて言われると その言葉に思いの強さを感じます。

 

子供の時のお祭りの記憶、

日々の暮らしの記憶、

手作りの温もり。

そういったものに 今支えられていることを、自分自身が実感しているからこそ出てくる言葉なんだな、それは。

 

そして次の子供の世代にも、そんな経験を味わって欲しいから、きっと故郷に帰ってくるんだな。

 

 

ちなみに、今年はなんと、ふるさと納税で打ち上げ花火の資金を賄えたそうで、各部落に寄付金をお願いしないですんだってのも聞きました。

ふるさと納税ってちゃんと地域に還元されてるのねぇ!

これも東京にいたら聞けないお話。

 

それにしても、本当におもてなしの愛を感じる3日間。

手作りのご飯ってなんてこんなに美味しいのでしょう。

演奏してる前後は撮れなかったんだけど、ツアー道中をカメラに収めてみました。

お時間ある方は是非ご覧くださいませ(*´∇`*)

 

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【月】

 

最近は友人と夕焼けの撮り合い合戦をやっていて、夕方に事務所にいられる時はなるべく夕焼けの写真を撮るようにしています。

 

 

東京のビルだらけの街の中にいても空を見上げることで、

慌ただしかった今日が  もうすぐ無事に終わろうとしていることに感謝できます。

 

 

久しぶりに見た薄曇りの日の夕月の写真。

 

ぼんやりとした姿が美しく。

 

 

月は、気候や時期によって その姿が大きく変わるのでとっても魅力的。

また、地球のどこにいても、同じ形の月を見上げることができるところも好きなんです。

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裏・浅草散歩

【ヒトのいる風景 〜1〜 】

 

先日、浅草のお寺のおかみさん ナオコさんに裏・浅草を案内してもらいました(*´꒳`*)

文筆家のリカちゃんと3人で浅草散歩ーー!!

浅草は敬う心が生きている町でした!

1人の人が出来ることは限られているのを肌身で感じているからこそ大切にされている「繋がり」が、日常のそこかしこに。

街を歩くとナオコさんのお寺や街に関わる人達に沢山出会って、またお店に顔を出したりして、その度に立ち止まって世間話が始まります。

何百年も前の先祖の代からの歴史が多くの家庭にもあるようで、自分の代だけじゃなくて、、、先祖の繋がりも大事にされてる感じ。

圧倒的な歴史の中で、自分の存在や人生は自分だけのものじゃないのが良く伝わってきました。

人や先祖を敬うことによって、お互いを生きやすくする智慧が根付いているようにも感じました。

ところで、中学校のイベントの打ち上げは、誰某さんちのスナックで、とかだったそうです。

アソビの部分も大人監督のもとで経験させてもらえるなんて、心が広いなぁ。

隠れてする必要がなくなっちゃうから、自分に必要な嗜好品は何なのかを子供の頃から冷静に見極めることが出来るんだなー、とか。

町全体で商売&子育て。

全部ひっくるめて引き受けます!なとこも、浅草の良さなのではないかなぁと思ったのでした。

ちなみに、浅草に祀られている神様を形にするなら、自然系じゃなくて人だろうなと思いました。

人の美しい部分の中に神を見出し、それを敬う場を作ることで統制と発展を遂げてきたように感じました。

浅草、ひとりで歩いたらこんなこと絶対わからないなー!

居酒屋しか目に入らないもん!

素晴らしい町を体験させて頂きましたヽ(´▽`)/

晩御飯はタイ料理で!

ワインに合うタイ料理をチョイスして頂いて、こちらも新たな美味しさの発見でした(=´∀`)🍷

町の様子とタイ料理を撮影してみました。