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【ヒトのいる風景 〜2〜】
月田納涼祭という岡山県の真庭市月田のお祭りに今年も参加させていただきました(^^)
豪雨の爪跡も残ってるはずで、私達には心配かけないように大丈夫って言ってるだけなんじゃないかなぁと思ってたから、内心ヒヤヒヤしながら向かいました。
でもそんな心配なんか吹き飛ばしてしまうほどの素晴らしい夏祭りに。
地域の男衆達のサプライズダンスがあったり、打ち上げ花火も健在だったし、、、ステージの屋根が今年はリニューアルされてました!ここのお祭りは全てが手作りなんです。
そして、今年もまた沢山の方々が観に来てくださって、音楽を通じて楽しい時間を共有できたと思います。
今回の私の1番の収穫は、どうして大人になったら家族を連れて故郷に帰ってくるんだろ、故郷って一体何があるのかしら?
っていう長年の疑問が解けたこと。
東京出身であっても特に歴史のない土地を転々としながら育ったわたくしにとって、地域とはただの人間の坩堝という認識。
でも、お祭り後の打ち上げの時に、
「親達が自分達の為にやってきてくれたお祭りを、自分の代で絶やすわけにはいかないんです」
って言葉を聞いて、はっとしました。
たぶん、お祭りに力を注いでいる皆がきっとそう思っているんでしょうけど、改めて言われると その言葉に思いの強さを感じます。
子供の時のお祭りの記憶、
日々の暮らしの記憶、
手作りの温もり。
そういったものに 今支えられていることを、自分自身が実感しているからこそ出てくる言葉なんだな、それは。
そして次の子供の世代にも、そんな経験を味わって欲しいから、きっと故郷に帰ってくるんだな。
ちなみに、今年はなんと、ふるさと納税で打ち上げ花火の資金を賄えたそうで、各部落に寄付金をお願いしないですんだってのも聞きました。
ふるさと納税ってちゃんと地域に還元されてるのねぇ!
これも東京にいたら聞けないお話。
それにしても、本当におもてなしの愛を感じる3日間。
手作りのご飯ってなんてこんなに美味しいのでしょう。
演奏してる前後は撮れなかったんだけど、ツアー道中をカメラに収めてみました。
お時間ある方は是非ご覧くださいませ(*´∇`*)